2013年08月23日
会社にまつわるお金のはなし
こんばんは。起業家志望うえはらです。
いきなりですが、みなさんは自分の会社が
「儲けているか?」 or 「損しているか?」
わかりますか?
多分、税金を差し引いた後の「当期純損益」で「儲けている」or「損している」ということはわかると思います。
しかし、会社の経営にはもっとたくさんの「損益」が存在しています。
今回は初歩的な知識ではありますが、会社の経営指標の基礎的な3つの損益を紹介します。
1.売上総利益
商品やサービスの「売り」「買い」で発生した利益。(あくまで商品やサービスの売買による利益)
例えば商品を「10000円」で購入し、「15000円」で販売したとします。その差引「5000円」が「売上総利益」になります。スマートフォンなどの「アプリ」を販売している会社など、サービスを提供している場合はすべてが「売上総利益」となります。
売上総利益が「損失」となっている場合は、商品が売れていない、過剰在庫、売上単価より仕入単価が高いなどが考えられます。
2.営業利益
「売上総利益」から商品やサービスを販売するためにかかった費用を差し引いた利益。
例えば、商品やサービスを提供するためには「人件費(給料)」「交通費」「広告宣伝費」などの費用があります。この費用は商品やサービスを提供するため、または、提供した結果発生した費用です。これらの費用を「売上総利益」から差し引いた利益が「営業利益」となります。
営業利益が「損失」となっている場合は、「人件費」「交通費」などの営業費用が適切に管理されていない、費用が売上に付加価値として反映されていないなどが考えられます。
3.経常利益
「営業利益」から営業以外の「収益」「費用」を差し引いた利益。
例えば、営業以外の「収益」「費用」には「受取利息・配当金」「支払利息」があります。「受取利息・配当金」「支払利息」は商品やサービスの「営業活動」ではなく貸付金や借入金などの「収入」「支払」は「営業以外の活動=財務活動」になります。これらの収益・費用を「営業利益」から差し引いた利益が「経常利益」となります。
経常利益が「損失」となっている場合は、借入金の過多となっていて財務の見直しが必要と考えられます。
各フェーズでどれぐらいの損益がでているかを確認することで、どのフェーズを見直すべきかを確認できると思います。
また、「会社の数字」を読み解くことにより詳しい経営の分析ができます。
上記はざっくりとした内容を説明していますので、さらに詳しく知りたい方は税理士事務所や会計の勉強をしている方のHPも参考にしてください。
長々と読んでいただきありがとうございます。
このブログが起業や経営の参考になれば幸いです。
以上、起業家志望 うえはらでした♪
いきなりですが、みなさんは自分の会社が
「儲けているか?」 or 「損しているか?」
わかりますか?
多分、税金を差し引いた後の「当期純損益」で「儲けている」or「損している」ということはわかると思います。
しかし、会社の経営にはもっとたくさんの「損益」が存在しています。
今回は初歩的な知識ではありますが、会社の経営指標の基礎的な3つの損益を紹介します。
1.売上総利益
商品やサービスの「売り」「買い」で発生した利益。(あくまで商品やサービスの売買による利益)
例えば商品を「10000円」で購入し、「15000円」で販売したとします。その差引「5000円」が「売上総利益」になります。スマートフォンなどの「アプリ」を販売している会社など、サービスを提供している場合はすべてが「売上総利益」となります。
売上総利益が「損失」となっている場合は、商品が売れていない、過剰在庫、売上単価より仕入単価が高いなどが考えられます。
2.営業利益
「売上総利益」から商品やサービスを販売するためにかかった費用を差し引いた利益。
例えば、商品やサービスを提供するためには「人件費(給料)」「交通費」「広告宣伝費」などの費用があります。この費用は商品やサービスを提供するため、または、提供した結果発生した費用です。これらの費用を「売上総利益」から差し引いた利益が「営業利益」となります。
営業利益が「損失」となっている場合は、「人件費」「交通費」などの営業費用が適切に管理されていない、費用が売上に付加価値として反映されていないなどが考えられます。
3.経常利益
「営業利益」から営業以外の「収益」「費用」を差し引いた利益。
例えば、営業以外の「収益」「費用」には「受取利息・配当金」「支払利息」があります。「受取利息・配当金」「支払利息」は商品やサービスの「営業活動」ではなく貸付金や借入金などの「収入」「支払」は「営業以外の活動=財務活動」になります。これらの収益・費用を「営業利益」から差し引いた利益が「経常利益」となります。
経常利益が「損失」となっている場合は、借入金の過多となっていて財務の見直しが必要と考えられます。
各フェーズでどれぐらいの損益がでているかを確認することで、どのフェーズを見直すべきかを確認できると思います。
また、「会社の数字」を読み解くことにより詳しい経営の分析ができます。
上記はざっくりとした内容を説明していますので、さらに詳しく知りたい方は税理士事務所や会計の勉強をしている方のHPも参考にしてください。
長々と読んでいただきありがとうございます。
このブログが起業や経営の参考になれば幸いです。
以上、起業家志望 うえはらでした♪
Posted by 起業家志望 うえはら at 23:47│Comments(0)
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