起業知識あれこれ ~事業範囲の考え方~
こんばんは。起業家志望うえはらです。
今日は事業範囲の設定の仕方について。。。
個人でも法人でも起業を行う際には、どういった事業を行うのかということをはっきりさせる必要があります。
例えば、「居酒屋をやりたい」とか「エステサロン」を経営したいなど。
しかし、そこで考えないといかないことがあります。
自分はどのような事業を行いたいのか!お客様のどのようなニーズに答えたいのか!!
です。
一律に「居酒屋」「エステサロン」などと考えると世の中には無数に存在します。ただやりたいだけでは失敗のもとです。
例えば、居酒屋を経営するにしても、
「一日の疲れを癒す大人の空間を演出する居酒屋」
「安くて美味しい食べ物を提供する居酒屋」
など、「どのような」を考えなければいけません。
自分にやりたいことは無数にありますが、初めから全部ができるわけではありません。
そこでの考え方として、
どれをやらないか。
という考え方をし、事業範囲を決定します。
例えば、「どれをやりたいか」ということを考えると、あれもこれもと幅を広げてしまい、本来のやりたいことから外れてしまってコストだけをかけてしまう可能性があります。また、本来やりたい事を見失う可能性もあります。
その反面、「どれをやらないか」と考えると、無駄を省いていくので自分のやりたいこと=「事業範囲」にマッチしてきます。
小さい会社でも成功している企業、存続している企業は「事業範囲」を明確にし、それを強みに事業を行っているかと思います。
アイディアややりたいことを無数に書き出してみるのは良いのですが、そこからチョイスするときに
「AとBとC」をやりたいではなく、「AとBとC」以外はやらない。
「足し算」ではなく、「引き算」をしてみてください。
「足し算」をするのは、自分が一番やりたいことがかなってからでも遅くないですよね♪
世の中の景気は上昇傾向で、起業・独立をしたいという人も増えてくると思います。また、そういった風潮も出てくるかと思います。(すでに政策面では表立ってますが・・・)
起業・独立を考えている人は周りの「こんな考えもあるよ」「これはどう?」などの雑音に流されずに、自分の明確な「やりたい事」を実現できるように進んでほしいと思います。
以上、起業家志望うえはらでした。
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